大量の蔵書を抱える本好きならば一度は気にしたことのある疑問に対し、古今東西の蔵書家を巡り書籍電子化の現実を経て、やがて予想もしなかった結末を迎えた著者による本にまつわる奮闘記 西牟田靖『本で床は抜けるのか』
はたして本の重みで家の床が抜けることはあるのか。大量の蔵書を抱える本好きならば一度は気にしたことのあるであろう疑問に、実際の危機に直面した著者が縦横無尽に切り込む。『本で床は抜けるのか』は本の床抜け問題を端緒に、古今東西の蔵書家を巡り書籍電子化の現実を経て、やがて予想もしなかった結末を迎えた著者の本にまつわる奮闘記である。