仕方ないしーなメモ

　漣ちゃんと言えば、提督をそのまま「提督」や「司令官」、「しれぇ！」と呼ぶ艦娘が多い中で唯一「ご主人さま」と呼び慕ってくれる天使のような艦娘であり（ただし慕っているとは誰も言っていない）、いちごパンツの似合う艦娘としても知られている。また、漣ちゃんはどこで覚えてきたものか、「キタコレ！」や「メシウマ！」などのネットスラング（ただし用法が若干異なる）や「うっっくぅ～、なんもいえねぇ～」などの流行語（ただし古い）を多用することでも有名となっている。
　そんな漣ちゃんの最大の特徴はかわいいこと、これに尽きる。「ご主人さま」と呼ぶのも「キタコレ！」と叫んでいるのもかわいければ、ピンク髪のツインテールも肌身離さずウサギを連れているのもかわいい。漣ちゃんマジ天使。漣ちゃんの前世は英国メイドかそれこそ天使ではなかろうか（前世は旧日本海軍の戦艦です）。

　さて、そのマジ天使な漣ちゃんのかわいさにフィーチャーしたのがこの『ご主人さまによるご主人さまのための漣ちゃんの本。』だ。同じ作者の手による『クソ提督によるクソ提督のための曙ちゃんの本。』では曙ちゃんのかわいさに迫っていたが、デザインやタイトルが対になっていることからもわかるように『漣ちゃんの本。』は『曙ちゃんの本。』の姉妹品となっている。姉妹艦だけに（ドヤァ！）
　……。
　と、とにかく『漣ちゃんの本。』の漣ちゃんはかわいい。この本では漣ちゃんはご主人さまの秘書鑑をしているが、寝落ちしたり、「メシウマ！」と気合いを入れたり、ご主人さまに寄ってくる艦娘に嫉妬したりと本当にかわいい。漣ちゃんマジ天使。

漣ちゃんは寝落ちかわいい（確信）

　さらにこの本の漣ちゃんは鉄板のJOJOネタから心ぴょんぴょんするような最新アニメまで幅広いネタをお持ちでいらっしゃる。まったくどこで仕入れてくるのか、不思議でならない。
　そうして漣ちゃんのかわいさを十二分に引き出しつつ、最後の話ではこれ以上にないぐらい極上にかわいい漣ちゃんを描いている。嫉妬話からのこの展開は反則過ぎてもうどうしたらいいかわからない（どうもせんでよろしい）。ぴゃああああぁぁぁあああああ漣ちゃんマジ天使すぎるううううぅぅぅぅぅうううううううう。漣ちゃんにご主人さまと呼ばれたいだけの人生だった。

　C86で『漣ちゃんの本。』と同時に発行された『夜戦がしたいだけの人生だった』は夜ごとに夜戦を求める5,500トン級を描いた本となっている。そんなに毎晩毎晩夜戦していたら身が持たないじゃないか！（健全な本です）

【出典】
・明音そーいち　『ご主人さまによるご主人さまのための漣ちゃんの本。』　推定部員、2014/8/17発行
・明音そーいち　『夜戦がしたいだけの人生だった』　推定部員、2014/8/17発行
・無題→サンプル
・Lucky Cat→作者のブログ

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