仕方ないしーなメモ

　『北上さんが可愛すぎて直視できない』は大井っちからのセクハラを受け続けた北上さんがある日を境にして逆に大井っちにセクハラ行為をするようになる話で、攻めることはできても攻められるのにはめっぽう弱かった大井っちが可愛すぎる北上さんに一方的にめろめろにされてしまうという大変クッソ素晴らしい物語となっている。
　一方の『こいぐすり』は同じタイミングで改二になった夕立と時雨の話で、時雨が風邪を引いて寝込んでしまったのは自分が無理矢理練習に付き合わせてしまったためと思い込んだ夕立が時雨を甲斐甲斐しく看病するという、これまた大変クッソ素晴らしい物語となっている。

　なぜクッソ素晴らしいを連呼しているかと言えば、言葉はきたないが単にそれ以外にこの2つのマンガの素晴らしさを表現する言葉が出てこなかったから。ついでに言うと、『北上さんが可愛すぎて直視できない』は去年の11月に入手して以来ヘタレ大井っちとイケイケな北上さんの2人に「何このマンガ、クッソ素晴らしいな！」と夜な夜な読み返していたが、つい先日入手した『こいぐすり』を読んで体を張って時雨の風邪を治そうとする忠犬のような夕立と寝込みを夕立に襲われてされるがままになっている時雨の2人に「このマンガ、クッソ素晴らしい！」となり、他にも既刊がないかと思って調べたところでようやくこの2冊が同じサークルの本だったことに気づくという体たらくだった。いや、まったく2冊ともクッソ素晴らしい。キマシタワーどころの騒ぎじゃない。艦これに求める最高の百合ップルのうちの2つがここにあるという感じ。本当にクッソ素晴らしい。

　ところで、『北上さんが可愛すぎて直視できない』と『こいぐすり』は絵柄が同じに見えるけれど作者のペンネームは異なっている。いったい中の人は同一人物なのか別人なのか、私、気になります。

【出典】
・ながろ　『北上さんが可愛すぎて直視できない』　万里の少女、2013/11/17発行
・長塩　『こいぐすり』　万里の少女、2014/1/19発行
・通販のお知らせ→『北上さんが可愛すぎて直視できない』のサンプル
・砲雷撃戦!よーい!六戦目新刊サンプル→『こいぐすり』のサンプル
・万里の少女→サークル「万里の少女」のブログ

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