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2015/11/16

ながいながい旅路の果ての物語 ミルメークオレンジ『ながいそうまとう』

『ながいそうまとう』

 走馬灯。本来の意味では回り灯篭のこと。派生して死に瀕した人間が高速で見る過去の記憶のこと。このマンガではもちろん後者の意味で使われている。

 作者の描く同人誌は一筋縄ではいかないというか、油断ができないものがある。その例に漏れず本作も油断ができない1冊となっている。
 最初はいろいろ想像しながら読む。登場するのは男と少女。これは男の見ている夢なのか、少女の記憶なのか。そうして読み進むと迎えた転換点で世界が一気にひっくり返る。あの台詞の意味が、あの言葉の重みが体中に染み渡ってくる。またやられた。してやられた。

 身構えていたはずなのにまんまと思うつぼにはめられてしまう。これだから作者の同人誌を読むのは止められない。

【出典】
・水あさと 『ながいそうまとう』 ミルメークオレンジ、2015/11/5発行
ながいそうまとう サンプル→本文サンプル。
ミルメークオレンジ→作者のサイト

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