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2014/12/10

今年読んだ4コママンガもおもしろいものばかりだったと「4コマオブザイヤー2014」に投票して改めて思った。

4コマオブザイヤー2014

 去年も参加した「4コマオブザイヤー」に今年も参加してみた(→投票結果)。以下の記事は投票の際に記入するコメントのコピペ元として書いたものである。

<新刊部門>

☆仙石寛子『一番星のそばで』

 性別や近親、種族の壁をも越えて恋や愛の形を描く作者の4コマはときに文学かと見紛うほど。双子の姉弟と幽霊を描いた本作もそんな物語となっている。一番星とは本来日の沈む夕闇の中で真っ先に輝き始める星のことだけれど、いつも一番星のそばにいるとその輝きに慣れてしまい、その大切さを忘れてしまう。サン=テグジュペリの『星の王子さま』で恐らくもっとも有名な「大切なものは目に見えないんだよ」という言葉、『一番星のそばで』はその言葉に1つの解釈を与えているように思った。

 【出典】
  仙石寛子 『一番星のそばで』 芳文社<まんがタイムコミックス>、2013/12/22発行
 【感想】
  大切なものは目に見えないんだよ――近すぎて見えない一番星。 仙石寛子『一番星のそばで』

 

☆得能正太郎『NEW GAME!』

 がんばる青葉がかわいい。りんとコウの通い妻的な関係が気になる。ねねっちのおさげになりたい。などなどキャラの愛で方はさまざまあるけれど、ゲーム業界の一端を知るお仕事マンガとしても新卒社会人女子の成長譚としてもしっかり描かれていて単なる萌え系4コマと侮れない。今日も1日がんばるぞい!

 【出典】
  得能正太郎 『NEW GAME!』第1巻、芳文社<まんがタイムKRコミックス>、2014/3/14発行
 【感想】
  ドキッ! おんなのこだらけのゲーム会社に就職した新米グラフィッカーのはじめて物語! ぱんつもあるよ! 得能正太郎『NEW GAME!』第1巻

 

☆やまもとまも『小杉センセイはコドモ好き』

 この4コマがヤバい。何がヤバいって小杉先生(保育士♀)が変態じみた重度のこども好き、ぶっちゃけガチのろりこんでヤバい。さらに小杉先生が想いを寄せるツインテ八重歯につり目のくるみちゃん(幼女)がツンツンかわいすぎてマジ天使でヤバい。だけど、いちばんヤバいのはそんな2人をニヤニヤしながら愛でている自分です。本当にありがとうございました。

 【出典】
  やまもとまも 『小杉センセイはコドモ好き』第1巻、竹書房<バンブーコミックス>、2014/7/28発行
 【感想】
  女同士で幼女だけど愛さえあれば関係ないよねっ!? ギリギリどころか完全アウトな保育士さん4コマ。 やまもとまも『小杉センセイはコドモ好き』第1巻

 

☆乃花タツ『あやかしぃのに』第1巻

 ペロリストの妖怪あかなめ少女が人目もはばからずに女子高生のソコやアソコをペロペロするだけの大変けしからん4コマ。いいぞ、もっとやれ。

 【出典】
  乃花タツ 『あやかしぃのに』第1巻、アスキー・メディアワークス<電撃コミックスNEXT>、2014/9/27発行
 【感想】
  合法ペロリストの妖怪あかなめ少女が女子高生を公開ペロリングする魅惑のペロペロ百合コメ4コマ 乃花タツ『あやかしぃのに』第1巻

 

☆めの 『ちぐはぐ少女のダイアログ』第1巻

 主役は元不良と元優等生が入れ替わった双子ちゃんだけど、個人的な一押しはおさげ仮面ちゃん。

 【出典】
  めの 『ちぐはぐ少女のダイアログ』第1巻、アスキー・メディアワークス<電撃コミックスNEXT>、2014/11/27発行

 

<既刊部門>

☆板倉梓『野村24時』第3巻

 莫大な借金を背負ったうだつの上がらない冴えない三十路のおっさんと三姉妹がひとつ屋根の下で暮らす日常系ホームコメディもこれにて完結。かわいい絵柄とときに辛辣なまでに冴えたギャグの匙加減は実に絶妙だ。けれど、この作品の素晴らしさは野村の借金生活兼三姉妹との同居生活を通じて、家族とは何か、人生とは何かという問いに対する1つの答えを4コママンガという媒体で描ききったことにある。このマンガを最後まで読めて本当によかった。このマンガに出会えて本当によかった。

 【出典】
  板倉梓 『野村24時』第3巻、竹書房<バンブーコミックス>、2014/10/1発行

 

<アニバーサリー部門>

☆原悠衣『きんいろモザイク』第5巻

 一服の清涼剤、明日を生きるための糧として世知辛い今の時代にもはや欠くことのできない存在。問題なんか何もないよ~。

 【出典】
  原悠衣 『きんいろモザイク』第5巻、芳文社<まんがタイムKRコミックス>、2014/11/27発行

 

 こうして見ると選出が偏っているような気がしないこともない。それが時代の潮流なのか、単に自分が4コマに求めるものの傾向が出ただけなのか。それはさておき、都合によりここでは挙げなかった作品も含め、今年読んだ4コママンガもどれもおもしろいものばかりだった。
 末筆になりますが、「4コマオブザイヤー2014」の中の方々にはこのような興味深い場をご提供いただき、本当にありがとうございました。

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円環の理に導かれた物語――ストーリーが円環構造や螺旋構造を持つマンガには名作が多いという説を唱えたい!

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