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2013/08/20

取り壊し前の小学館の壁に描かれた期間限定の落書きを見に行ってきた。

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 ぱっと見て思ったのは、プロのマンガ家はどんな状況で描いてもプロなんだなあということだった。ビルの1階、壁という壁に描かれた数々のイラストは、サインペンによる大サイズの一発書きなのに、選ばれた題材や即興のコラボレーションも相まってビルの歴史を感じさせるものになっている。

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 神保町にある小学館のビルが老朽化により取り壊されることに伴い、マンガ家がビルの壁面やガラスにイラストを描いた。そのイラストを一目見ようと、真夏の暑い最中にもかかわらず連日多くの人がビルを訪れている。

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 46年の時を刻む小学館ビル。はたしてどれほど多くのマンガ家がプロを目指して上京し、この小学館ビルを訪れたのか。以下、誤解を恐れずに書くけれど。

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 その一端は「来るたびにプレッシャーでおなかを下し」たというコメントに垣間見えるように思う。

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 それでも多くのマンガ家にとって小学館ビルはかつての登竜門でありながら第2第3のふるさとでもあったのではないか。

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 それは「小学館ビルは一日にしてならずぢゃ」というコメントからも窺える。

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 そしてかつてマンガを読んで育ち、今もマンガを読む多くの人々にとって、マンガは今も昔も心のよりどころであり、世代を超えて読み継がれていくものである。老若男女を問わずビルに集まり、足を止めてはイラストを眺めていくのを見ているとそう感じずにはいられない。

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 取り壊し前の小学館ビルに刻まれた期間限定の墓碑銘を惜しむ声は多いだろうけれど、今は亡き故・藤子・F・不二雄先生が大長編ドラえもんで描いたのび太たちの大冒険を必ず元の家、元の場所に帰ってきた場面で締めくくっていたように、マンガ家たちによってビルの壁面に描かれたイラストもまたそれを見た人々の想像の世界へ帰るのがいいのかもしれない。

 以下、8月19日に撮った写真から何点か。

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 奥の壁に描かれたイラストは手前のガラスに写真が貼られて見られるようになっている。

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 奥の扉にも。

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 内側からしか見えない手前の柱に描かれたイラストの前には鏡を置いて見られるように。

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 内側から手前のガラスに描かれていながら鏡字なので読めるようになっている。

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 反転してみた。

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 ドラえもんェ……。

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